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2023.06.21お知らせ

雨漏りが腐食の原因に?雨漏りを早期発見できるサインも紹介します

「人が住まないと家は傷む」とよく聞きますが、住んでいる場合にも適切なケアをしていく必要があります。
家が傷む原因は湿気、害虫、カビなど様々なことが考えられます。
今回は、特に雨漏りによる腐食について解説します。

□雨漏りは腐食の原因に!

 

*雨漏りで腐食が起こる理由

 

雨漏りで木材が腐食する理由は、建物に雨水が侵入し、木材を濡らし水気を帯びることで腐朽菌が繁殖するからです。
この状態が2週間から3週間続くことで腐朽菌が木材を分解し、木材が腐食します。
よって、雨漏りしてすぐに腐食することはないので、雨漏りしたとしてもすぐに乾かすことが大切です。

 

*雨漏りで建物の木材が腐食するとどうなるか

 

家屋自体の強度が低下すること、修理費が高額になること、シロアリによる被害が発生することが考えられます。
雨漏りによる腐食が著しい場合には、台風や地震などの災害によって倒壊することもあります。

木材が腐食してしまうと、修理方法は腐食部分の取換えしかありません。
そのため、修理箇所によっては100万円以上かかることもあります。

シロアリも同様に、食害による家屋の強度の低下が考えられます。
シロアリ駆除にも高額な費用が必要になるため注意が必要です。

□このサインが見られたら雨漏りが起きているかもしれません!

 

・壁や天井に染みができる
部屋の中にたまった湿気の水分によって、壁や天井に染みができます。
染みの原因に心当たりがない場合には、雨漏りしている可能性が高いです。
またクロスが剥がれたり、浮いたりしている場合にも注意が必要です。

・室内がカビ臭い
カビも結露と同様に湿度により発生します。
天井裏や壁の内部などの見えないところで雨漏りがあると、カビが発生し、部屋の中がカビ臭くなります。
カビが発生しやすい靴箱や、押し入れ、天袋もあわせて確認しましょう。

・結露が増える
結露の原因は部屋の湿度によるものです。
そのため、特定の部屋だけ結露が多い場合には雨漏りしている可能性があります。

・床が膨れる
床が膨れたり、浮いたりしていることも雨漏りのサインです。
どこからか侵入した雨水で床が濡れ、湿気を帯びることが原因です。

・障子やふすまが波打っている
障子やふすまの表面が波打っているのも、雨漏りの合図です。
湿気がひどいと木材が湿気を吸って、戸の動きが悪くなります。

・外壁やバルコニーの塗装が剥がれている
天井だけでなく、壁も雨漏りすることがあります。
塗装の剥がれた部分から雨水が浸入する場合があるため注意しましょう。

□まとめ

 

今回は雨漏りによる腐食の理由と腐食が家に与える影響、雨漏りを早期発見するためのサインを紹介しました。
腐食を防ぐためには、原因となる雨漏りを早めに発見し、対処することが重要です。
今回ご紹介した雨漏りのサインを確認し、被害を最小限に抑えましょう。