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外壁の張り替えが必要になる劣化は?張り替えのメリット・デメリットも紹介
外壁を張り替えるタイミングがわからないという方は多いと思います。
今回は、外壁の張り替えを行う際に、劣化状況により張り替えが必要かどうかを判断する方法、張り替えのメリットとデメリットについてそれぞれ紹介します。
□外壁の張り替えが必要かどうかを劣化状況から確認しましょう!
外壁の劣化は状況によって、張り替えが必要なものと塗装リフォームで十分な場合があります。
外壁の表面に発生したカビは見た目から気にされる方もいらっしゃいますが、被害はそこまで深刻ではありません。
長期間放置すると建物に影響を及ぼすこともありますが、今すぐ修繕しなければいけないわけではありません。
また、塗料の色が薄くなることで艶が失われてきている時もそこまで心配する必要はありませんが、外壁を保護する役割が失われてきている時はリフォームを検討しても良いでしょう。
他にも、外壁を触ったときに粉がついたり、塗膜が膨らんでいたり、剥がれ落ちていたりする時も基本的にはリフォームで対応できます。
しかし、外壁自体に大きなひびや欠損がある場合はメンテナンスを行う必要があります。
破損した部分から水漏れを起こしたり、虫が侵入したりと建物に悪影響を及ぼす可能性が極めて高いからです。
どの劣化状況であっても基本的には塗装によるメンテナンスを行うことで対処できます。
また、サイディング外壁で一部だけが劣化した場合は、部分的な張り替えで対処できる場合もあります。
ただし、サイディングボードがなければ修繕した部分の色が目立つため注意が必要です。
□張り替えのメリット・デメリットを紹介
この章では、外壁を張り替えることのメリットとデメリットをご紹介します。
メリットは、外壁の内部のメンテナンスができることです。
古い外壁材を取り外す際に防水シートや下地の内部の不具合、劣化部分をメンテナンスできます。
また、軽量な外壁材を使うと建物の重量が減るため、耐震性が向上するというメリットもあります。
一方で、デメリットとしては、費用がかさむこと、工期が長くなるということが挙げられます。
また、古い壁を撤去するとなると、時には多額の費用がかかることがあります。
加えて、外壁の張り替えでは古い壁の撤去とメンテナンスを同時に行うため工事期間が長くなりがちです。
中には張り替えができない壁もあるため注意が必要です。
□まとめ
今回は外壁の張り替えについて、メリット・デメリットを交えながら紹介しました。
建物の重量を減らすことで耐震性があがるといったメリットがある一方で、費用がかさんだり、工事期間が長引いたりといったデメリットもあります。
劣化状況を見極め、適切な時期に張り替えを行うようにしましょう。