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2024.07.07お知らせ

モルタル壁の補修についてご紹介します!

快適な暮らしを送るためには、住まいの状態を良好に保つことが大切です。
特に、外壁は雨風や紫外線から家を守る重要な役割を担っています。
モルタル壁は、耐久性に優れている一方で、経年劣化によって様々な症状が現れることがあります。
本記事では、モルタル壁の補修についてご紹介します。

□モルタル壁の劣化症状

モルタル壁は、年月が経つにつれて様々な劣化症状が現れます。
適切な時期に補修を行わないと、建物の構造自体に影響を及ぼす可能性もあります。
ここでは、代表的な劣化症状とその対処法について解説します。

1: ひび割れ
モルタル壁に現れるひび割れは、大きく分けて「ヘアクラック」と「構造クラック」の2種類があります。

・ヘアクラック
ヘアクラックは、幅0.3mm未満、深さ4mm未満の浅いひび割れです。
主に、温度変化や乾燥収縮によって発生します。

・構造クラック
構造クラックは、幅0.3mm以上、深さ4mm以上の深いひび割れです。
基礎の沈下や地震など、構造的な問題によって発生することが多く、放置すると建物の強度が低下する可能性があります。

2: 塗膜の浮き・はがれ
モルタル壁は、塗装によって防水性を向上できます。
しかし、経年劣化によって塗膜が浮いたり剥がれたりするケースもあります。

・塗装の劣化
塗膜の劣化は、紫外線や雨水の影響によって起こります。
塗膜が剥がれると、モルタル壁が雨水に直接さらされるようになり、防水性能が低下します。

・カビやコケの発生
塗膜が剥がれると、モルタル壁にカビやコケが発生しやすくなります。
カビやコケは、見た目の悪化だけでなく、人体にも悪影響を及ぼす可能性があります。

・カビ・コケ
モルタル壁にカビやコケが発生すると、見た目が悪くなるだけでなく、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
カビは、アレルギーや呼吸器系の症状を引き起こす原因となる場合もあります。

□モルタル壁の補修方法

モルタル壁の補修は、症状や規模によって適切な方法が異なります。
ここでは、一般的な補修方法とその手順を紹介します。

1: ひび割れの補修
ひび割れの補修には、以下の手順で行います。

ひび割れに付着している汚れやゴミをブラシや掃除機で丁寧に清掃します。
ひび割れにシーリング材を充填します。
シーリング材は、ひび割れの幅に合わせて適切な種類を選びましょう。
シーリング材が硬化する前に、ヘラなどで平らに仕上げます。

2: 塗膜の補修
塗膜の補修には、以下の手順で行います。

剥がれた塗膜をスクレーパーなどで丁寧に剥がします。
下地処理剤を塗布し、表面を平らにします。
新しい塗料を2~3回重ね塗りします。

□まとめ

モルタル壁の劣化は、放置すると建物の構造に悪影響を及ぼす可能性があります。
適切な時期に補修を行うことで、快適な住環境を長く維持できます。
モルタル壁の劣化症状や補修方法を理解し、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うようにしましょう。