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2024.08.01お知らせ

外壁通気層の役割と仕組みを徹底解説!湿気対策で快適な住まいを実現

これから家を建てる予定で、外壁通気層について知りたいと思っているあなたへ。

「外壁通気層」という言葉は聞いたことがあるけれど、その役割や仕組みについて詳しく知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、外壁通気層の役割と仕組みを分かりやすく解説し、湿気対策の重要性と適切な施工方法について理解を深めることで、快適で健康的な住まいづくりのための知識を提供します。

 

□外壁通気層とは?その役割と重要性

 

外壁通気層とは、外壁と構造躯体の間に空気の通り道をつくる工法のことです。

外壁通気層は、湿気対策に役立ち、構造材の腐朽や劣化を防ぎ、快適な住環境を実現する上で非常に重要な役割を果たします。

1: 湿気対策の重要性
– 外壁通気層は、外壁から浸入した雨水や壁体内の湿気を外部に排出することで、構造材や断熱材の腐朽や劣化を防ぐ効果があります。
– 特に、近年増加している高気密高断熱住宅では、室内の湿気が外に逃げる機会が少なくなるため、通気層による湿気対策がより重要になります。

2: 構造材の腐朽防止
– 木材は湿気を含むと腐りやすくなります。
通気層によって壁体内が乾燥状態に保たれることで、構造材の腐朽を防ぎ、住宅の寿命を延ばすことができます。

3: カビの発生防止
– 湿気が溜まると、カビが発生しやすくなります。
通気層によって壁体内が乾燥状態に保たれることで、カビの発生を抑制し、健康的な住環境を実現できます。

 

□外壁通気層の仕組みと空気の流れ

 

外壁通気層は、空気の入口、通気層自体、空気の出口という3つの要素によって構成され、適切な設計と施工によって、通気層内を空気が流れ、湿気を屋外に排出する仕組みとなっています。

1: 空気の入口
– 外壁の下部や軒などに設けられた通気口から、外気が通気層に流れ込みます。

2: 通気層
– 外壁と構造躯体の間に設けられた空間で、空気の通り道となります。
– 通気層の厚さは、一般的に15mm以上が推奨されています。

3: 空気の出口
– 屋根の棟部分や壁の上部に設けられた通気口から、通気層内の空気が外部に排出されます。

適切な設計と施工によって、通気層内の空気は常に循環し、湿気を効率的に屋外に排出します。

 

□まとめ

 

外壁通気層は、湿気対策に不可欠な工法であり、構造材の腐朽や劣化を防ぎ、快適な住環境を実現するために重要な役割を果たします。

通気層は、空気の入口、通気層自体、空気の出口という3つの要素によって構成され、適切な設計と施工によって、通気層内を空気が流れ、湿気を屋外に排出する仕組みとなっています。

家を建てる際は、外壁通気層の役割と仕組みを理解し、適切な施工を行うようにしましょう。