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2024.08.25お知らせ

プライマーとシーラーの違いを徹底解説!塗装工事の成功に繋がる選び方を伝授

塗装工事を行う際に、下塗り材として「プライマー」と「シーラー」という言葉を耳にする方も多いのではないでしょうか。

どちらも下塗り材として使用されますが、それぞれ異なる役割と特徴を持っています。

この記事では、プライマーとシーラーの違いを分かりやすく解説し、それぞれの特性や選び方のポイントを具体的に紹介します。

塗装工事の成功に繋がる適切な下塗り材選びの参考にしてください。

 

□プライマーとシーラーの違いとは?

 

プライマーとシーラーは、どちらも塗装面の下地を準備するために使用される下塗り材ですが、その役割は異なります。

 

1: プライマー
プライマーは、塗装面への塗料の密着性を高めるために使用されます。

具体的には、以下の様な効果があります。

・ 下地表面の凹凸を平滑にする
・ 下地の吸水性を抑える
・ 塗料との接着性を向上させる

プライマーを使用することで、塗料が下地へしっかりと密着し、剥がれやひび割れを防ぐ効果が期待できます。

 

2: シーラー
シーラーは、塗料の密着性を向上させるだけでなく、下地への塗料の浸透を防ぐ役割を担います。

シーラーを使用することで、以下の様な効果が期待できます。

・ 下地への塗料の浸透を防ぎ、色ムラを抑える
・ 下地からの水分や油分の影響を防ぐ
・ 上塗り塗料の耐久性を向上させる

シーラーは、特に吸水性が高い下地や、経年劣化が進んで下地が弱くなっている場合に効果を発揮します。

 

□塗装工事の成功に繋がる!プライマーとシーラーの選び方

 

プライマーとシーラー、どちらを選べば良いのか迷う方もいるかもしれません。

適切な下塗り材を選ぶためには、以下のポイントを考慮する必要があります。

 

1: 塗装する素材
・ 金属系:金属のサビを防ぐ効果のある防錆プライマーがおすすめです。
・ 木材:木材の吸水性を抑え、塗料の密着性を高めるプライマーがおすすめです。
・ コンクリート:コンクリートの吸水性を抑え、塗料の密着性を高めるシーラーがおすすめです。

 

2: 下地の状態
・ 新築:下地が綺麗であれば、プライマーだけでも十分な場合があります。
・ 既存:経年劣化が進んでいたり、ひび割れや剥がれがある場合は、シーラーを使用することをおすすめします。

 

3: 塗装の目的
・ 防錆:金属のサビを防ぎたい場合は、防錆プライマーを使用しましょう。
・ 防水:防水性を高めたい場合は、防水シーラーを使用しましょう。

 

4: 上塗り塗料の種類
・ 水性塗料:水性プライマーや水性シーラーを使用しましょう。
・ 油性塗料:油性プライマーや油性シーラーを使用しましょう。

 

□まとめ

 

プライマーとシーラーは、どちらも塗装工事において重要な役割を担う下塗り材です。

それぞれの特性を理解し、塗装する素材、下地の状態、塗装の目的、上塗り塗料の種類などを考慮して適切なものを選択することで、より良い塗装の仕上がりを実現できます。

この記事が、プライマーとシーラーの違いを理解し、適切な下塗り材を選ぶための参考になれば幸いです。