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2024.09.07お知らせ

外壁ALCの特徴とメリットをご紹介!メンテナンス方法も解説!

新築やリフォームを検討しているあなたは、住宅の性能にこだわり、外壁材選びにも真剣に取り組んでいることでしょう。
外壁材として、近年注目されているのがALC(軽量気泡コンクリート)です。
 
ALCは、その優れた性能から、多くの住宅で採用されています。
しかし、「ALCの特徴やメリット、メンテナンス方法について詳しく知りたいけど、情報が複雑でよくわからない」と感じている方も多いのではないでしょうか。
 
この記事では、ALC外壁の特徴、メリット、メンテナンス方法を分かりやすく解説することで、あなたが安心してALC外壁を採用できるようサポートします。
 

□外壁ALCとは?

 
ALCは、Autoclaved Lightweight aerated Concreteの頭文字をとった名称で、高温高圧蒸気養生した軽量気泡コンクリートのことです。
ALCは、珪石、セメント、生石灰などを主原料とし、内部に無数の気泡を含んでいるのが特徴です。
この気泡が、ALCの優れた性能を生み出すカギとなっています。
 

*ALCの特徴

 
ALCの特徴は、以下のとおりです。
 
1: 軽量
 
ALCは、通常のコンクリートの約1/4の重さしかありません。
そのため、建物の軽量化に貢献し、地震にも強い構造を実現できます。
 
2: 断熱性
 
ALCの気泡は、空気の層となり、熱を伝えにくくする効果があります。
そのため、夏は涼しく、冬は暖かい快適な住空間を実現できます。
 
3: 耐火性
 
ALCは、燃えにくい素材で、耐火性にも優れています。
万が一火災が発生した場合でも、延焼を防ぎ、大切な家族の安全を守ります。
 
4: 施工性
 
ALCは、軽量で加工しやすい素材です。
そのため、施工が容易で、工期短縮にもつながります。
 

*ALCの種類

 
ALCパネルは、厚み、表面加工、用途によって様々な種類があります。
 
1: 厚み
 
ALCパネルは、厚型と薄型の2種類があります。
 
・厚型:厚さ75mm以上(主に鉄骨造、鉄筋コンクリート造などの耐火建築物に使用)
・薄型:厚さ35mm~75mm未満(主に木造や鉄骨造に使用)
 
2: 表面加工
 
ALCパネルの表面は、平滑な「平パネル」と、凹凸のある「意匠パネル」があります。
 
・平パネル:シンプルでモダンなデザインに適しています。
・意匠パネル:レンガ調やタイル調など、様々なデザインがあります。
 

□外壁ALCのメンテナンス方法

 
ALC外壁は、耐久性が高い素材ですが、適切なメンテナンスを行うことで、その性能を長く維持することができます。
ALC外壁のメンテナンスは、主に以下の2つです。
 
1: 外壁塗装
 
ALC外壁の表面は、塗料で保護されています。
そのため、塗膜が劣化すると、雨水や紫外線によるダメージを受けやすくなり、ALCパネルの劣化につながります。
適切な時期に塗り替えを行うことで、ALC外壁の美観を保ち、耐久性を向上させることができます。
 
2:シーリングのメンテナンス
 
ALCパネルは、シーリング材で繋ぎ合わされています。
シーリング材は、経年劣化によって、ひび割れや剥がれが発生することがあります。
 
ひび割れや剥がれから水が侵入すると、ALCパネルの腐食や、建物の構造部へのダメージに繋がることがあります。
そのため、定期的にシーリングの点検を行い、必要に応じて補修を行うことが重要です。
 

□まとめ

 
この記事では、外壁ALCの特徴、メリット、メンテナンス方法について解説しました。
ALCは、軽量で断熱性、耐火性に優れ、地震にも強い素材です。
適切なメンテナンスを行うことで、その優れた性能を長く維持することができます。
新築やリフォームで外壁材選びに迷っている方は、ぜひALCも検討してみて下さい。