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2024.10.04お知らせ

プレマテックス生地の下塗り材の種類と選び方とは?目的別に解説

プレマテックス生地を使った塗装を検討していて、下塗り材について詳しく知りたいと思っているあなたへ。
プレマテックス生地の下塗り材は、種類によって特徴や用途が異なります。
この記事では、プレマテックス生地の下塗り材の種類や選び方を解説します。
目的や下地の状態に合った適切な下塗り材を選べるように、ぜひ参考にしてください。

□プレマテックス生地の下塗り材の種類

プレマテックス生地の下塗り材は、大きく分けて3つの種類があります。

1:プレマテックスアンダーコーティングクリヤベースハイパー

プレマテックスアンダーコーティングクリヤベースハイパーは、紫外線対策やサイディングにも強固に付着する高付着性と、美観や風合いを損なわない透明性を兼ね備えています。
無機表面とクリヤベースハイパーに存在するシラン化合物により、耐久性と耐候性が向上しています。
クリヤベースハイパーは、プレマテックス生地本来の色味を活かしたい場合や、透明感のある仕上がりを求める場合に適しています。

2:プレマテックスアンダーコーティング無機有機ハイブリッドEPO

プレマテックスアンダーコーティング無機有機ハイブリッドEPOは、下地の深部まで浸透する高浸透性と、下地の状態に左右されない超付着性を持ちます。
さらに、劣化層に対して表面を補強する補強効果も備えています。
塗り替えが難しい下塗り材でも、強力な密着力を発揮するため、下地が劣化している場合や、塗り替えの頻度を減らしたい場合に適しています。

3:プレマテックスアンダーコーティング防錆プライマーpro

プレマテックスアンダーコーティング防錆プライマーproは、作業性が良く、高い錆止め効果を持っています。
雨やキリなどの水性塗料の施工環境リスクを軽減する速乾性も備えています。
屋根や外壁などの金属部に施工する場合や、錆止め効果を重視する場合に適しています。

□プレマテックス生地の下塗り材を選ぶポイント

プレマテックス生地の下塗り材を選ぶ際は、以下のポイントを考慮することが重要です。

1:下地の素材と状態

2:目的

3:環境

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1:下地の素材と状態

プレマテックス生地の下塗り材は、下地の素材や状態によって適切なものが異なります。
例えば、コンクリートやモルタルなどの無機質の下地には、クリヤベースハイパーや無機有機ハイブリッドEPOが適しています。
一方、金属の下地には、防錆プライマーproが適しています。
また、下地が劣化している場合は、複数回の下塗りが必要になる場合があります。

2:目的

プレマテックス生地の下塗り材を選ぶ目的は、大きく分けて3つあります。
まず、中塗りと上塗りの密着力を高めることです。
下塗り塗料を塗ることで、中塗りと上塗りの密着力を高められます。
下地が劣化している場合が多いので、下塗りを行うことで接着剤のような役割を担い、剥がれを防ぐ効果があります。

次に、下地の素材や状態に合った機能を付けることです。
下塗りによって、錆止め効果やヒビを埋める機能が付いている塗料もあります。
さまざまな役割があるため、下塗り塗料の選択を間違ってしまうと、上塗り塗料の性能を発揮できない可能性や、ひび割れや剥がれの原因になる可能性があるので注意が必要です。

そして、塗料の吸い込みを抑制することです。
劣化している下地は塗料を吸い込んでしまうため、吸い込みが止まるまで塗装を行わないと効果を発揮できなくなります。
密着性が悪くなったり、塗料にムラが出てしまったりする可能性があるので、複数回下塗りを行う場合もあります。

3:環境

プレマテックス生地の下塗り材は、施工環境によっても適切なものが異なります。
例えば、雨や風などの影響を受けやすい場所では、速乾性のある防錆プライマーproが適しています。
また、紫外線に強い塗料を選びたい場合は、クリヤベースハイパーが適しています。

□まとめ

プレマテックス生地の下塗り材は、種類によって特徴や用途が異なります。
適切な下塗り材を選ぶことで、上塗り塗料の性能を最大限に引き出し、長持ちする塗装を実現できます。
この記事を参考にして、目的や下地の状態に合った適切な下塗り材を選んでください。