お知らせNEWS

2024.06.07お知らせ

外壁リニューアルを考えるあなたへ:リシン吹き付けで叶える理想の家

自宅の外壁リニューアルに関心があり、質の高い情報を求めている住宅所有者の方へ。 耐久性とデザインを重視した外壁リニューアルの方法をお探しでしょうか。 この記事では、リシン吹き付けの概要、施工可能な壁材、メリット・デメリットを詳細に解説し、適切な選択肢を提案します。
 
外壁のリニューアルは、住宅の美観や耐久性を保つために重要な工事です。 中でもリシン吹き付けは、モルタル外壁の仕上げ方として人気があります。 リシン仕上げとも呼ばれるこの方法は、細かく砕いた石や砂などの骨材と、樹脂やセメントをスプレーガンで吹き付けて施工するため、独特のザラザラとした表面の外壁を作ることができます。
 
リシン吹き付けは、質感や色合いにバリエーションがあり、住宅の雰囲気に合わせて選ぶことができるのも魅力です。 また、施工費用がリーズナブルなことから、コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。 一方で、クラック(ひび割れ)が発生しやすいことや、汚れが付着しやすいことなどのデメリットもあります。
 
この記事を通して、リシン吹き付けの特徴を理解し、自宅の外壁リニューアルにおける適切な判断材料としていただければ幸いです。
 

□リシン吹き付けとは?その魅力と施工可能な壁材

 
リシン吹き付けとは、モルタル外壁の最終的な仕上げの一種です。 細かく砕いた石や砂などの骨材と、樹脂やセメントをスプレーガンで吹き付けて施工することで、独特のザラザラとした表面の外壁を作ります。 モルタル外壁の仕上げには様々な種類がありますが、その中でもリシン吹き付けはかなりメジャーな仕上げ方となっています。
 
リシン吹き付けの魅力は以下の点が挙げられます。
 
1:高級感のある質感
リシン吹き付けは、艶が抑えられた落ち着いた雰囲気の外壁に仕上がります。 石や砂の自然な風合いが、住宅に高級感を与えてくれます。
 
2:豊富なカラーバリエーション
骨材の種類や塗料の色を変えることで、様々な色合いのリシン吹き付けが可能です。 住宅の外観デザインに合わせて、好みの色を選ぶことができます。
 
3:リーズナブルな価格
リシン吹き付けは、他のモルタル外壁の仕上げ方と比較して、材料費や施工費用がリーズナブルです。 コストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
 
リシン吹き付けは幅広い外壁材に対応していますが、特によく用いられるのは以下の壁材です。
 
・モルタル
・コンクリート
・ALC(軽量気泡コンクリート)
 
これらの壁材は、新築時の仕上げとしてリシン吹付けが選ばれることが多いです。 また、無塗装のサイディングボードの上からリシン吹き付けを行う施工もあります。 この方法は、サイディングの防火性能を持ちながら外壁を塗り壁風にできるという利点があり、デザインにこだわりのある方に好まれています。
 
リシン吹き付け以外にも、モルタルの仕上げ方は多くあります。 スタッコ吹付け、吹付けタイル、左官仕上げ(ジョリパット)などがあり、それぞれ特徴が異なります。 自分の好みや予算、求める性能に合った仕上げを選ぶことが大切です。
 

□外壁のリシン吹き付けのメリットとデメリットを徹底解析

 
リシン吹き付けは、モルタル外壁の仕上げ方として人気がありますが、メリットとデメリットを理解した上で選択することが重要です。 ここでは、リシン吹き付けのコストパフォーマンス、高級感あるデザイン、通気性のメリットと、クラック発生のリスクや汚れやすさなどのデメリットを比較し、具体的な例を挙げて説明します。
 
リシン吹き付けのメリットは以下の3点が挙げられます。
 
1:工事費用が安い
リシン吹き付けは、ローラーを使った手作業の塗装方法とは違い、塗料をスプレーガンで吹き付けるため作業時間が短時間で済み、工事費用が安くなります。 また、リシン材自体も安価なため、材料費も抑えられます。
 
2:落ち着いたデザインで高級感がある
リシン吹き付けは、艶が抑えられた高級感のある外壁に仕上がります。 石や砂の自然な質感が、住宅に落ち着いた雰囲気を与えてくれます。 洗練されたデザインの外壁を求める方におすすめです。
 
3:通気性がある
リシン吹き付けは通気性に優れているため、湿気を放出しやすい外壁となります。 日本の湿気の多い気候に適しており、住宅の劣化を防ぐのに役立ちます。
 
一方で、リシン吹き付けにはデメリットもあります。
 
1:クラック(ひび割れ)が起こりやすい
リシン吹き付けは塗膜が薄いため、クラック(ひび割れ)が発生しやすいという特徴があります。 クラックを放置しておくと、内部まで雨水が浸透し、壁材の腐食につながる恐れがあります。 定期的な点検とメンテナンスが必要です。
 
2:汚れが付きやすい
リシン吹き付けは、表面にデコボコとした突起があるため、凹凸に汚れが付着しやすくなります。 また、突起の隙間に水が溜まることで、カビやコケが生えてしまうこともあります。 美観を保ち、外壁の劣化を防ぐためには、定期的な清掃が欠かせません。
 
以上のように、リシン吹き付けにはメリットとデメリットがあります。 コストパフォーマンスや デザイン性を重視する方には適していますが、メンテナンスの手間やクラックのリスクを考慮する必要があります。 自宅の立地条件や、求める性能とデザインを踏まえて、適切な選択をすることが大切です。
 

□まとめ

 
リシン吹き付けは、モルタル外壁の仕上げ方として人気のある方法です。 高級感のある質感や豊富なカラーバリエーション、リーズナブルな価格が魅力です。 モルタル、コンクリート、ALCなどの壁材に施工可能で、無塗装のサイディングボードの上から吹き付けることもできます。
 
一方で、クラックが発生しやすいことや、汚れが付着しやすいことなどのデメリットもあります。 定期的なメンテナンスが必要となるため、手間やコストを考慮する必要があります。
 
自宅の外壁リニューアルを検討する際は、リシン吹き付けのメリットとデメリットを理解した上で、立地条件や求める性能、デザインに合った選択をすることが重要です。 専門家に相談しながら、適切な判断をすることをおすすめします。
 
外壁は住宅の顔とも言える大切な部分です。 リシン吹き付けを選択肢の一つとして検討し、自宅に最適な外壁リニューアルを実現していただければ幸いです。