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ウレタン塗装とシリコン塗装の違いは?使い分けについても解説!
外壁塗装では、ウレタン塗装とシリコン塗装の2種類が挙げられます。
そこで今回は、ウレタン塗装とシリコン塗装の違いと、それぞれの使用用途について解説します。
外壁塗装にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
□ウレタン塗装とシリコン塗装の違いは?それぞれの特徴を解説します
ウレタン塗装とシリコン塗装には、良い点と欠点があります。
*ウレタン塗装
ウレタン塗装は光沢があり、付着性があります。
また、温度や湿度などに対する劣化を起こしにくい耐候性にも優れています。
高級な仕上がりが実現できるのです。
しかし、ウレタンフォームは切り口が変色してしまうものもあります。
芳香族系イソシアネート系のものは、紫外線で変色する可能性があります。
最近は改良されているものもあるため、ウレタン塗装を選ぶ時は、改良された方を選ぶことをおすすめします。
また、高湿度時には、硬化剤が水と反応して、塗膜性能が落ちるという欠点もあります。
*シリコン塗装
シリコン塗装は、耐熱性と耐候性があります。
なんと約600度に耐えられるのです。
また、汚れを寄せ付けない特性があるため、手入れのしやすさも利点です。
一方で、価格が高く、ウレタン塗装と比べて付着性が劣ってしまう欠点もあります。
□目的によって使い分けましょう!
ウレタン塗装だけ、シリコン塗装だけを選択するのではなく、目的によって使い分けすることで塗装による効果も上がります。
屋内で使用する木製の机や椅子、棚などにはウレタン塗装がおすすめです。
光沢感によって、家具に高級感がでるため、おしゃれな家が実現できます。
フローリング仕上げでも多く使用されています。
しかし、紫外線に当たると黄色く変色してしまうので、対策が必要です。
紫外線がよく当たる場所には、シリコン塗装を選びましょう。
シリコン塗装は、ウレタン塗装よりも、耐熱性、耐久性が高いです。
屋外で使用することで、その能力が十分に発揮できます。
防カビ効果も高く、汚れにくいため、家をきれいな状態で保てます。
このように、屋外の塗装にはシリコン塗装を、屋内の塗装にはウレタン塗装を選びましょう。
□まとめ
今回は、ウレタン塗装とシリコン塗装の違いについて解説しました。
ウレタン塗装は、光沢感がでる仕上がりが実現しますが、紫外線があたることで変色してしまうこともあります。
シリコン塗装は、汚れにくくする効果があり、紫外線にも強いため屋外の使用に適しています。
用途によっておすすめの塗料が変わります。
塗料の効果を発揮できるように使い分けましょう。