-
サイディングの外壁にしたい!種類と人気がある色を紹介します!
外壁用の板材のことを外壁サイディングと言い、サイディングボードと言うこともあります。
近年では、外壁はサイディングを使うのが主流です。
今回は、サイディングの外壁のおすすめを知りたい方に向けて、サイディングの外壁の種類と、人気が高い色をご紹介します。
□サイディングの外壁の種類は主に4つです
サイディングの種類は主に4つあります。
・窯業系サイディング
セメントと木材繊維から作られたサイディングを窯業系サイディングと言います。
セメントと木材繊維を窯の中で高熱処理して作られるため窯業系サイディングと呼ばれています。
複雑な施工が不要で、大量生産可能というメリットがあります。
豊富なデザインやカラーが作れるという点からも人気を集めており、日本の住宅の約8割で採用されています。
さらに、耐火性が高く、防火外壁材と呼ばれることもあります。
種類によっては、かなり耐火性の高いものもあります。
・金属系サイディング
金属板を原料とするサイディングを金属系サイディングと言います。
ガルバリウム鋼板やトタンステンレス鋼板といった金属板が原料として使われているため、耐久性に非常に優れています。
耐用年数も30~40年と、とても長持ちします。
また、軽いため建物自体への負荷が少なく、地震が起こっても揺れる幅が狭くて済むので耐震性にも優れています。
さらに、断熱性にも優れています。
屋内の温度を一定に保ちやすく、空調設備の使い過ぎを防げます。
・木質系サイディング
天然木を加工した無垢材から作られているサイディングを木質系サイディングと言います。
天然木を使っていることによるメリットがあります。
1つ目は、天然木ならではの快適さがあることです。
温度変化が激しい場所の建物では、夏の暑さと冬の寒さを軽減できます。
温度変化が激しい場所以外にも、直射日光が当たる場所や自然に囲まれた場所でおすすめです。
2つ目は、木質系サイディングにしか出せないデザインがあることです。
本物の木目を活かしたデザインや、木特有の温かみのある色合いは、本物の木にしか出せません。
・樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂から作られているサイディングを樹脂系サイディングと言います。
国内ではあまり馴染みがありませんが、軽くて丈夫というメリットがあります。
軽さは、窯業系サイディングの約10分の1と非常に軽く、耐久性・耐水性が優れているためとても丈夫です。
また、軽いので、金属系サイディングと同じく、耐震性にも優れています。
樹脂系サイディングは、ほかのサイディングと異なり、サイディング同士をつなぐシーリングが不要であるというメリットがあります。
シーリングのメンテナンスも不要なので、総合的に見てかなり扱いやすいです。
□サイディングで人気が高い色は?
サイディングはベーシックな色が人気です。
・ホワイト系
・ベージュ・アイボリー・クリーム系
・ブラウン系
・ブラック系
これらを選ぶ方が多いです。
明るく爽やかな印象を求める方は、ホワイト系がおすすめです。
明るさは欲しいけどホワイト系は汚れが気になるという方には、ベージュ・アイボリー・クリーム系が汚れが目立ちにくく適しています。
ヨーロッパ風の雰囲気やおしゃれな雰囲気に仕上げたい方は、ブラウン系が良いでしょう。
高級感ある洗練された大人っぽい外観を求める方には、ブラック系がベストです。
□まとめ
今回は、サイディングの外壁のおすすめを知りたい方に向けて、サイディングの外壁の種類と、人気が高い色をご紹介しました。
サイディングは、種類によってそれぞれメリットがあります。
サイディングに何を求めるかで検討してみてはいかがでしょうか。