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モルタル外壁の種類と特徴を解説!皆さんの家に最適な外壁を選ぼう!
家の外観は、その家の個性を象徴します。
自宅の外壁選びにおいて、独自性と実用性を兼ね備えた素材として注目されているのがモルタル外壁です。
今回は、モルタル外壁についてとモルタル外壁の仕上げ方法の特徴について解説します。
□モルタル外壁とは?
モルタルとは、セメントに砂と水を混ぜてペースト状にした建築材料のことです。
その用途は非常に広く、外壁のみならず、床の上塗りや目地などさまざまな場所に使用されています。
モルタル塗装は塗る際に装飾ができるため、自然石やレンガ、金属の質感をリアルに再現できます。
しかし、モルタル外壁にはいくつかのデメリットも存在します。
工期が長いこと、職人の技術に仕上がりが大きく左右されること、経年変化によるひび割れの発生、紫外線や雨による劣化などがモルタル外壁のデメリットとして挙げられます。
これらのデメリットを踏まえた上で、モルタル外壁を選択することが重要です。
□モルタル外壁の仕上げ方法5選
モルタル外壁の仕上げ方法には、リシン吹付、スタッコ仕上げ、吹き付けタイル、リシンかき落とし、左官仕上げなど、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴を理解し、自分の好みのモルタル外壁の仕上げをしましょう。
1:リシン吹付
リシン吹付は、砂を混ぜて吹付けることで、ザラザラした表面を実現します。
この技法は、マットで暖かみのある雰囲気を生み出せます。
ただし、リシンは固く、ひび割れが発生しやすい点や、カビやコケの汚れが付きやすい点に注意が必要です。
2:スタッコ仕上げ
スタッコ仕上げは、石灰と水で作られた建築材料で、高級感と重厚感のある仕上がりが特徴です。
スタッコは厚みがあり、ひび割れに強いものの、表面が汚れやすい点に注意する必要があります。
3:吹き付けタイル
吹付タイルは、3回塗りで仕上げる技法で、立体感のある独特の風合いを出せます。
耐久性に優れ、ひび割れや汚れにくいのが特徴です。
ただし、施工時には材料が飛散しやすく、騒音が発生する点に注意が必要です。
4:リシンかき落とし
リシンかき落としとは、リシンを吹き付けた後に表面を剣山で引っかき、ざらざらした表面にする方法のことで、重厚感のある仕上がりが実現できます。
ざらざらとした表面になることで、表面積が増え通気性が高まり、外壁が長持ちする利点がありますが、手間がかかるため費用が高いです。
5:左官仕上げ
左官仕上げは、職人がコテで模様を付ける技法で、デザインの自由度が高く、おしゃれな雰囲気を演出できます。
ただし、職人の技術に仕上がりが大きく左右される点を考慮する必要があります。
□まとめ
モルタル外壁をする際には、仕上げの種類や特を理解することが非常に重要です。
独自性と実用性を兼ね備えたモルタル外壁は、外壁選びにおいて新しい選択肢を与えてくれます。
モルタル外壁に興味がある方はお気軽に当社にご相談ください。