お知らせNEWS

2024.09.23お知らせ

リシン仕上げの外壁の特徴を解説!メリットから塗り替えの注意点まで

リシン仕上げの外壁は、独特の風合いと耐久性から、かつては一般的な外壁仕上げとして広く用いられてきました。
しかし、近年ではサイディングに人気が移りつつあり、リシン仕上げの外壁の特徴や塗り替えの注意点について詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、リシン仕上げの外壁の特徴や、塗り替えの注意点などを詳しく解説することで、あなたが安心して外壁の塗り替えを検討できるようになることを目指します。
 

□リシン仕上げとは?特徴やメリット・デメリットを解説

 
リシン仕上げとは、モルタル外壁に細かい石や砂などを混ぜて吹き付けた仕上げ方法です。
独特のザラザラした質感と耐久性から、かつては一般的な外壁仕上げとして用いられていました。
 
しかし、近年ではサイディングに人気が移りつつあります。
この記事では、リシン仕上げの特徴やメリット・デメリット、塗り替えの注意点などを詳しく解説します。
 

*リシン仕上げの特徴

 
リシン仕上げは、モルタル外壁に細かい石や砂などの骨材を混ぜて吹き付けることで、独特のザラザラとした質感と耐久性を実現した仕上げ方法です。
リシン仕上げの特徴は、以下の通りです。
 
・耐久性が高い
モルタルと骨材を混ぜて吹き付けるため、一般的な塗装仕上げよりも耐久性が高く、長持ちします。
 
・デザイン性が高い
使用する骨材の種類や粒子の大きさによって、様々な表情を出すことができます。
 
・通気性に優れる
モルタルと骨材の間に隙間ができるため、外壁の通気性が確保されます。
 
・コストパフォーマンスが高い
サイディングなどに比べて、比較的安価に施工できます。
 

*リシン仕上げのメリット

 
リシン仕上げのメリットは、以下の通りです。
 
・耐久性
モルタルと骨材を混ぜて吹き付けるため、一般的な塗装仕上げよりも耐久性が高く、長持ちします。
 
・デザイン性
使用する骨材の種類や粒子の大きさによって、様々な表情を出すことができます。
 
・通気性
モルタルと骨材の間に隙間ができるため、外壁の通気性が確保されます。
 
・コストパフォーマンス
サイディングなどに比べて、比較的安価に施工できます。
 

*リシン仕上げのデメリット

 
リシン仕上げのデメリットは、以下の通りです。
 
・ひび割れが発生しやすい
モルタルは経年劣化によってひび割れが発生しやすく、特にリシン仕上げは表面がザラザラしているため、ひび割れが目立ちやすいです。
 
・汚れが溜まりやすい
表面がザラザラしているため、汚れが溜まりやすく、掃除がしにくい場合があります。
 
・塗り替えが難しい
表面がザラザラしているため、塗り替えの際に下地処理が難しく、費用がかかります。
 
・アスベストが含まれている可能性がある
古いリシン仕上げの外壁には、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは、健康被害を引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。
 

□リシン仕上げの外壁を塗り替える際の注意点

 
リシン仕上げの外壁は、経年劣化によってひび割れや剥がれなどが発生しやすいため、塗り替えの際には注意が必要です。
特に、アスベストが含まれている可能性がある古いリシン仕上げの外壁は、適切な処理が必要になります。
また、高圧洗浄で汚れを落とすことや、下塗り材の選定も重要です。
 
1:アスベストのチェック
 
古いリシン仕上げの外壁には、アスベストが含まれている可能性があります。
アスベストは、吸い込むと健康被害を引き起こす恐れがあるため、塗り替えを行う前に必ずチェックが必要です。
アスベストが含まれている場合は、専門会社に相談して適切な処理を行う必要があります。
 
2:高圧洗浄
 
リシン仕上げの外壁は、表面がザラザラしているため、汚れが溜まりやすいです。
塗り替えを行う前に、高圧洗浄で汚れを落とす必要があります。
高圧洗浄を行う際には、外壁に傷がつかないように注意が必要です。
 
3:下塗り材の選定
 
リシン仕上げの外壁は、下地の吸い込みが激しいため、下塗り材の選定が重要です。
下塗り材には、シーラー、フィラー、サーフェイサーなどがありますが、リシン仕上げの外壁には、シーラーとフィラーを組み合わせることがおすすめです。
シーラーは、下地の吸い込みを抑え、上塗り材の密着性を高めます。
フィラーは、ひび割れや凹凸を埋めて、塗装面を平滑にします。
 

□まとめ

 
リシン仕上げの外壁は、耐久性が高く、デザイン性にも優れていますが、経年劣化によってひび割れや剥がれなどが発生しやすく、塗り替えの際には注意が必要です。
特に、アスベストが含まれている可能性がある古いリシン仕上げの外壁は、適切な処理が必要になります。
また、高圧洗浄で汚れを落とすことや、下塗り材の選定も重要です。
リシン仕上げの外壁の塗り替えを検討する際には、この記事で紹介した内容を参考に、専門会社に相談することをおすすめします。