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外壁の塗り壁の種類についてご紹介します!
自分好みの家づくりをしたいと考えている方の中には、外壁の素材選びにもこだわりたい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特に、自然素材で温かみのある風合いが魅力的な「塗り壁」は、近年人気が高まっています。
この記事では、塗り壁の外壁の種類や特徴、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
あなたにとって最適な外壁材選びの参考になれば幸いです。
□塗り壁の外壁とは
塗り壁とは、下地の上に土や砂などの天然素材や自然素材を塗って仕上げた壁のことです。
古くから城や民家などに使われてきた伝統的な外壁材であり、近年では、その風合いと環境への優しさから再び注目されています。
では、塗り壁は、他の外壁材と比べてどのような特徴があるのでしょうか?
1: 仕上がりのデザイン
塗り壁は、職人が手作業で仕上げるため、一つひとつ表情が異なります。
サイディングやタイルのように、あらかじめ決められたデザインではなく、職人の技によって個性的な外観を生み出せます。
そのため、オリジナリティを求める方には最適な外壁材と言えるでしょう。
2: 外壁のイメージ
塗り壁は、自然素材ならではの温かみのある風合いが特徴です。
また、塗り方や素材によって、さまざまな表情を表現できます。
例えば、土壁は素朴でナチュラルな印象を与え、漆喰壁は白く清潔感のある印象を与えます。
さらに、貝殻や石を埋め込んだり、子供の手形をつけたりすることも可能です。
このように、塗り壁は、自由な発想で、自分だけのオリジナルな外壁を実現できます。
3: メンテナンスの頻度と施工費用
塗り壁は、サイディングやタイルと比べて、メンテナンスの頻度が高くなります。
一般的には10~15年程度に1度の塗り直しが必要になります。
また、施工費用もサイディングやタイルよりも高額になる傾向があります。
しかし、塗り壁は、定期的なメンテナンスによって、長く美しい状態を維持できます。
さらに、近年では、塗り壁の専門業者も増え、施工費用を抑えることも可能です。
□外壁の塗り壁の種類
塗り壁には、さまざまな種類があります。
それぞれの特徴を理解した上で、ご自宅に最適な素材を選びましょう。
1: 土塗り
土塗りは、土に藻や砂などを混ぜてつくられた自然素材の塗り壁材です。
素朴で温かみのある風合いが特徴で、日本の伝統的な家屋によく用いられています。
調湿性、断熱性、防火性、防音性に優れているため、快適な住環境を実現できます。
2: 漆喰
漆喰は、石灰石を焼いて水を加えた消石灰からつくられた自然素材の塗り壁材です。
白く清潔感のある風合いが特徴で、ヨーロッパ風の住宅によく用いられています。
防火性、防音性が高く、カビも発生しにくいのがメリットです。
ただし、傷がつきやすく、防水性が低いのがデメリットです。
3: ジョリパッド
ジョリパッドは、砂などを塗料に混ぜてつくられた塗り壁材です。
色や質感を自由に選ぶことができるため、デザイン性の高い外壁を実現できます。
また、ひび割れが起こりにくいなど、耐久性も高いのが特徴です。
耐火性、防火性、耐候性に優れているうえに、材料費も安いため、塗り壁材として人気があります。
□まとめ
塗り壁は、自然素材ならではの温かみのある風合いと、自由なデザイン性を兼ね備えた外壁材です。
ただし、メンテナンスの頻度や施工費用などの注意点も考慮する必要があります。
この記事を参考にして、ご自宅に最適な塗り壁の種類を見つけてください。