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外壁をタイルにするメリットは?劣化症状についても紹介します!
外壁は、使う素材によって扱い方が異なります。
劣化の進み具合やメンテナンス頻度も異なるため、選ぶ際には見た目だけでなく手入れの面にも注意が必要です。
外壁材を選ぶ際に、家におしゃれな印象を与えるタイルの外壁を検討中の方も多いのではないでしょうか。
今回はタイル外壁のメリットと、メンテナンスの頻度をタイルがどのように劣化するかとともにご紹介します。
□外壁をタイルにするメリットは?
*デザイン性が高く、多くの種類がある
タイルは他の素材に比べて、高級感を出しやすいです。
落ち着いた雰囲気があり、タイルを使うと重厚感のある外壁になります。
また、さまざまな種類のタイルがあり、自分の目指す家のテーマに合わせて選べます。
例えば、シンプルでモダンな家にしたいのであれば素朴なデザインのタイルがおすすめです。
オリジナリティの高い家を目指すのであれば、石の模様のタイルや木目調のタイルが良いでしょう。
*傷や汚れが目立たない
タイルは非常に硬く頑丈な素材であるため、そもそも傷が付きにくいです。
また、ほとんどの色では、少々の傷や汚れが目立ちにくいのも特徴です。
そのため、他の素材に比べ、掃除の手間が省けます。
*メンテナンス費用を抑えられる
タイルはメンテナンスが不要というイメージをもっている方がいると思いますが、メンテナンスは必要です。
しかし、自然素材であるタイルは、自然環境にさらされても劣化しにくいため、メンテナンスは30年に1回程度と、頻繁に行わなくて大丈夫なので、費用の負担が軽いのがタイル外壁の良いポイントです。
タイル外壁に劣化が見られる場合は、30年が経つ前にメンテナンスが必要になります。
どのような劣化症状が発生している場合にメンテナンスが必要なのかを次の章でご紹介していきます。
□タイル外壁のメンテナンスはいつ必要?劣化症状を紹介
耐久性のある外壁ですが、長年使用すると不具合が生じることがあります。
劣化を発見した際には、すぐに対処しないと他の劣化症状が続けて現れたり、建物自体に影響を与える可能性があります。
対処が必要な劣化症状として挙げられるのは、まずはタイル同士の間やひび割れの部分に入り込んだ水により、タイル表面が白く汚れてしまう症状です。
白く汚れる現象は、外壁の下地が溶けたのが原因の場合は自然に直りますが、隙間やひび割れから浸入した水が原因の場合は水が入らないように補修工事が必要です。
他には、タイルが浮いたり剥がれたりする劣化症状もあります。
これは、下地のモルタルや接着剤の経年劣化や、施工が不十分であったのが原因で起こります。
この場合はエポキシ樹脂を使って固定したり、タイルを張り直したりする必要があります。
また、タイルも場合によってはひび割れすることがあります。
ひび割れした際には、基本的にはタイルを張り直す作業を行います。
□まとめ
今回はタイル外壁のメリットと、メンテナンスのタイミングを見極めるのに必要な劣化症状についてご紹介しました。
外壁をタイルにすると、他の素材よりも手間をかけずに魅力的な外観にできるため、忙しい方にもおすすめです。
タイル外壁にしようと考えている方はぜひ、当社をご検討ください。