-
外壁トタンの寿命は?適切なメンテナンス方法と費用相場を解説
マイホームを長く快適に保つためには、外壁のメンテナンスは欠かせません。
特に、トタン外壁は経年劣化による錆や雨漏りのリスクがあり、適切なメンテナンスが必要です。
この記事では、トタン外壁の寿命やメンテナンス費用、種類別の特徴を詳しく解説することで、読者の方が安心して適切なメンテナンス方法を選択できるようになることを目指します。
□外壁トタンの寿命は?
トタン外壁は、適切なメンテナンスを行うことで10〜20年の寿命があります。
メンテナンスには、塗装と張り替えの2つの方法があり、費用はそれぞれ30坪の住宅で70〜100万円、150〜250万円程度です。
しかし、適切なメンテナンスを行わなければ、錆や雨漏りが発生し、早々に交換が必要になる場合もあります。
トタン外壁の寿命を長く保つためには、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
1: 塗装
トタン外壁の塗装は、7〜10年に1回程度行うのがおすすめです。
塗装によって、錆の発生を防ぎ、美観を保つことができます。
塗装費用は、30坪の住宅で70〜100万円程度です。
ただし、トタン素材が錆びていたり穴があいていたりする場合は、塗装だけでは効果が期待できない場合があります。
2: 張り替え
トタン外壁の張り替えは、10〜20年に1回程度行うのがおすすめです。
張り替えによって、老朽化したトタンを交換し、耐久性を向上させることができます。
張り替え費用は、30坪の住宅で150〜250万円程度です。
トタンの寿命は10〜20年のため、遅くとも20年に1度は張り替えが必要となります。
□トタン外壁の種類と特徴
トタン外壁には、波トタン、角波トタン、スパンドレルトタン、リブ波トタンなど、様々な種類があります。
それぞれのトタンは、特徴や用途が異なるため、家のデザインや用途に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。
1: 波トタン
波トタンは、最も一般的なトタン外壁です。
強度が高く、安価なため、多くの住宅に使用されています。
波トタンは、大波と小波の2種類があります。
大波は、倉庫などの外壁に、小波は、昭和時代の一般住宅によく使われています。
2: 角波トタン
角波トタンは、工場や倉庫、お店などに多く使用されています。
波トタンよりも強度が高く、経済的です。
しかし、塗り替えの際には、塗り継ぎ部分に注意が必要です。
3: スパンドレルトタン
スパンドレルトタンは、ビス部分や釘頭が隠れているユニークな形状のトタンです。
外壁や看板、エントランス天井などに使用されています。
塗装しにくい形状なので、塗り継ぎ部分などの塗り忘れに注意が必要です。
4: リブ波トタン
リブ波トタンは、和風住宅の外壁材としてよく使用されています。
強度が高く、耐久性があります。
しかし、塗り替えの際には、釘部分のカスレや塗り継ぎ斑が出やすいので注意が必要です。
□まとめ
トタン外壁は、適切なメンテナンスを行うことで10〜20年の寿命があります。
メンテナンスには、塗装と張り替えの2つの方法があり、それぞれ費用や効果が異なります。
トタン外壁の種類も様々あり、それぞれの特性を理解した上で、家のデザインや用途に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。
定期的な点検とメンテナンスを行い、トタン外壁を長く美しく保ちましょう。