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2024.09.25お知らせ

遮熱塗料の耐久性!選び方の基準も解説!長持ちする塗料の選び方

遮熱塗料は、近年人気が高まっている省エネ対策の一つです。
しかし、遮熱塗料を選ぶ際に気になるのが耐久性ではないでしょうか。
せっかく高価な遮熱塗料を塗っても、すぐに効果が落ちてしまっては元も子もありません。
 
そこで今回は、遮熱塗料の耐久性について詳しく解説するとともに、選び方の基準も紹介します。
この記事を読めば、遮熱塗料の耐久性について理解が深まり、安心して最適な塗料を選ぶことができるでしょう。
 

□遮熱塗料の耐久性について

 
遮熱塗料の耐久性は、塗料の種類や施工方法、環境条件などによって大きく異なります。
一般的に、遮熱塗料の耐用年数は15年から20年程度と言われています。
これは、一般的な外壁用塗料と比較しても長持ちすると言えるでしょう。
 
しかし、耐用年数が経過していなくても、外壁に汚れやカビ、コケなどが発生している場合は、塗り替えを検討する必要があります。
なぜなら、これらの汚れは遮熱効果を阻害するだけでなく、外壁の劣化を早める原因にもなるからです。
また、ヒビ割れなどが見られる場合も、早めの塗り替えがおすすめです。
ヒビ割れから水が浸入すると、外壁内部の腐食を招き、建物全体の寿命を縮めてしまう可能性があります。
 
1: 遮熱塗料の耐用年数
 
遮熱塗料の耐用年数は、塗料の種類によって異なります。
例えば、アクリル系塗料は6年程度、ウレタン系塗料は8年から10年程度、シリコン系塗料は10年から15年程度と言われています。
遮熱塗料は、これらの一般的な外壁用塗料よりも耐久性が高いものが多く、15年から20年程度は効果が持続するとされています。
 
2: 耐用年数だけでは判断できない
 
遮熱塗料の耐久性は、塗料の種類だけでなく、施工方法や環境条件によっても大きく異なります。
例えば、施工方法が適切でなかったり、環境条件が厳しければ、耐用年数が短くなってしまうことがあります。
そのため、耐用年数だけで判断するのではなく、外壁の状態や環境条件などを総合的に判断して、塗り替えの時期を決めることが重要です。
 
3: 塗り替えの必要性
 
遮熱塗料の塗り替えが必要かどうかは、以下の点を参考に判断しましょう。
 
・外壁に汚れやカビ、コケなどが発生している
・外壁にヒビ割れなどが発生している
・塗料の剥がれや色褪せが見られる
・遮熱効果が弱まっている
 
これらの症状が見られる場合は、早めの塗り替えを検討しましょう。
 

□遮熱塗料を選ぶ基準

 
遮熱塗料は、様々な種類が販売されています。
その中から、自分の家に最適な遮熱塗料を選ぶためには、いくつかの基準を参考にしましょう。
ここでは、効果の高い遮熱塗料を選ぶために、重要な3つの基準を紹介します。
 

*日射反射率の高い塗料を選ぶ

 
遮熱塗料は、太陽光を反射することで建物の温度上昇を抑える効果があります。
そのため、日射反射率の高い塗料を選ぶことが重要です。
日射反射率とは、太陽光がどれくらい反射されるのかを示す数値です。
数値が高いほど、多くの太陽光を反射し、遮熱効果が高くなります。
一般的に、白色に近い色の塗料ほど日射反射率が高くなります。
 

*対候性の高い塗料を選ぶ

 
遮熱塗料は、紫外線や雨風などの外的要因によって劣化していきます。
そのため、対候性の高い塗料を選ぶことが重要です。
対候性とは、塗料が紫外線や雨風などの外的要因にどれくらい耐えられるのかを示す性能です。
対候性が高い塗料は、長期間にわたって効果を発揮し、塗り替えの回数を減らすことができます。
 

*塗りやすい塗料を選ぶ

 
遮熱塗料の性能を最大限に発揮するためには、適切な施工が不可欠です。
そのため、塗りやすい塗料を選ぶことも重要な基準の一つです。
塗りやすい塗料は、仕上がりが綺麗になり、遮熱効果も高まります。
また、DIYで塗装する場合も、塗りやすい塗料を選ぶことで、綺麗に仕上げることができます。
 

□まとめ

 
遮熱塗料の耐久性は、塗料の種類や施工方法、環境条件などによって異なります。
一般的に、遮熱塗料の耐用年数は15年から20年程度ですが、外壁の状態や環境条件などを総合的に判断して、塗り替えの時期を決めることが重要です。
遮熱塗料を選ぶ際には、日射反射率の高さ、対候性の高さ、塗りやすさという3つの基準を参考にしましょう。
これらの基準を参考に、最適な遮熱塗料を選んで、快適な住環境を実現しましょう。