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防水塗料ってどんな塗料?種類とともに解説します
近年、塗料自体にもさまざまな種類が登場しています。
外壁は過酷な自然環境にさらされ、劣化が進むと、ひび割れすることもあります。
少しでも長持ちさせるためにおすすめなのが、防水塗料です。
今回は、防水塗料の使用を検討している方必見の内容です。
□そもそも防水塗料とは?その性質を解説
防水塗料は、塗料の分類では弾性塗料であり、弾性塗料の中でも、伸縮性が優れています。
塗料によって耐久性や美観性などさまざまな特徴がありますが、中でも防水機能に優れている弾性塗料をまとめて、防水塗料と呼びます。
伸縮性と防水機能により、防水塗料の外壁はひび割れしにくくなります。
また、防水塗料の耐久性は、無機塗料やフッ素塗料よりは低くなりますが、シリコン塗料よりは高い程度です。
耐久性の良い無機塗料やフッ素塗料は硬い塗料で外壁材が割れると、塗膜も同時に割れてしまいます。
そのため雨が降ると、割れた部分から水が住宅内に浸入します。
一方で、防水塗料であれば、伸縮性を生かして、外壁材が割れても塗膜まで破れることは少ないです。
さらに、防水機能を生かして、水が住宅内に浸入することも防いでくれます。
□防水塗料には3つの種類があります
それぞれの特徴を考慮して、自分に合った防水塗料を選びましょう。
*アクリル
完成後の塗装表面がしっとりしていて、綺麗な外壁になるのが特徴です。
耐水性や耐候性があり、劣化や腐食を防げます。
また、塗装するのが比較的簡単で、すぐに乾燥するため、施工期間を短くできます。
*ウレタン
耐久性が高く、紫外線にも強い塗料です。
高い耐候性と、防水機能で、屋外での使用に最適です。
*エポキシ系塗料
耐水性に優れている上に、薬品にも強い塗料です。
そのため、しなやかで強い塗膜を形成します。
水深が深い場所で、多く使用されます。
どの種類の防水塗料を選んでも、事前に古い塗膜を剥がしたり割れた部分を修復したりする作業はしておきましょう。
そして、建物の形や使う場所によって合う塗料が違うため、適切な塗料を選択できるようにしっかりと吟味しましょう。
□まとめ
今回は、防水塗料について説明し、防水塗料の種類をご紹介しました。
外壁を長持ちさせ、快適に家で過ごすには、外壁に防水塗料を用いるのがおすすめです。
防水塗料の中でも自分の家に適したものを選びましょう。
防水塗料の検討を考えている方は、自分の家にあった防水塗料を選ぶためにも、まずはぜひ当社にご相談ください。