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外壁塗装は乾燥時間が重要!乾燥時間に関する基礎知識と注意点を紹介!
理想の外壁塗装を実現するために重要な要素の1つとして、乾燥時間が挙げられます。
その理由は乾燥時間について知らないと、不具合を生じさせてしまうからです。
この記事では、外壁塗装における乾燥時間の基礎知識と乾燥させる際の注意点をご紹介します。
□外壁塗装の乾燥時間に関する基礎知識をご紹介!
乾燥時間とは、外壁塗装で下塗りをしてから2回目の中塗り、3回目の上塗りのそれぞれの塗装の間で乾かすのにかかる時間のことです。
乾いたかどうかの目安は、外壁を指で触ってみて、塗膜に異常が出ない状態です。
塗料を完全に乾燥させないまま無理に塗ってしまうと、不具合を起こします。
具体的には、下塗り塗料に含まれている水分が中塗り塗料に吸い込まれてしまうと、塗膜の形成不良を起こします。
その結果、膨れや剥がれの原因となってしまうのです。
塗装工事では湿式工法が採用されているため、下塗りと中塗り、上塗りのそれぞれのステップでしっかりと乾燥させなければなりません。
□乾燥するまでの注意点をご紹介!
塗料を乾燥させることの重要性をご理解いただけたでしょうか。
乾燥するまでに注意していただきたいポイントがあります。
それは「必要以上に触らない」「物を立て掛けない」の2つです。
まずは、必要以上に触らないことです。
目視で塗料が乾燥していると判断できない状況で外壁を触るのはNGです。
乾燥の状態を確かめたいからと言って、必要以上に触ってしまうと跡が残って見た目が悪くなる可能性があります。
使用する塗料の乾燥時間を確認し、その時間が経過するまでは触れることのないようにしましょう。
次は、物を立て掛けないことです。
指で触ることと同様に塗料が乾燥していない状態で物を立て掛けてしまうと塗膜が変形し、見た目を損ねてしまいます。
また、完全に乾燥していても、自転車のような重い物を立てかけると、凹みの原因にもなります。
塗料の種類や湿度、天候によっても変わってきますが、外壁塗装後はしばらく物を立て掛けないことをおすすめします。
湿度の高い季節や外気温が低い季節の場合、完全に乾燥するまで2ヶ月ほど時間がかかるケースもありますので、ぜひ知っておいてくださいね。
□まとめ
外壁塗装において、乾燥時間は非常に重要であることをご理解いただけたでしょうか。
乾燥中に必要以上に触ったり、物を立て掛けたりすると外壁の外観が悪くなってしまいます。
住まいの外観は印象に直結するので気をつけてくださいね。