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外壁にコケが発生するのはなぜ?掃除方法を解説します!
外壁のコケをどう対処したら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。
コケは自分で落とすことも可能です。
コケをそのままにしておくと家の見た目が悪くなるだけでなく、外壁の劣化ももたらします。
今回は、コケが発生する原因と自分でコケ取りをする方法を解説します。
□外壁にコケが発生する原因は?発生しやすい家の特徴を紹介
外壁にコケが発生する原因は、環境と外壁材の2つの面から考えられます。
*環境が原因で発生するコケ
日当たりが悪く風通しの悪い家は、湿度が高くなるためコケが発生しやすいです。
土壌に軽石を混ぜることで湿気を取ったり、塀を生垣にして風通しを良くしたりすることでコケの対策が可能です。
また、林や森の近くの家では胞子が飛んでくるため、コケが発生します。
定期的にコケ洗浄剤で掃除しておくと良いでしょう。
*外壁材が原因で発生するコケ
コケが発生しやすい外壁材は、3つあります。
1つ目は、モルタル壁です。
壁に凹凸があるモルタル壁は、その溝に水や汚れがたまりやすいため、コケが発生します。
2つ目は、リシン壁とスタッコ壁です。
通気性や透湿性に優れていますが、モルタル壁と同様に凹凸があるため、コケが発生しやすいです。
3つ目は、サイディング壁です。
日本でも多くの家で使用されているサイディング壁も、凹凸にコケが発生します。
□手が届く範囲のコケを自分で落とす方法を解説!
コケは水だけでは落ちづらいため、コケ取りスプレーを使うのがおすすめです。
コケ取りスプレーはホームセンターで売られており、塩素漂白剤でも代用できます。
コケ取りスプレーの使い方は、吹きかけて、こすって、水で流すだけです。
気を付けるポイントは、コケのあるところだけにスプレーを吹きかけること、柔らかいスポンジを使い優しい力でこすることの2つです。
スプレーによっては洗い流さなくていいものもあるので、購入したコケ取りスプレーの使用方法に従いましょう。
また、重曹をコケ取りスプレーの代わりとして使うこともできます。
重曹小さじ2杯と水200mlを混ぜ、スプレーボトルに入れて使います。
使い方は、コケ取りスプレーと同じです。
外壁のコケを自分で落とす方法を紹介しましたが、高所のコケ掃除は業者に依頼しましょう。
手が届きにくい部分は汚れが落としづらいため、無理やりこすって外壁を傷つけてしまう可能性があります。
□まとめ
外壁にコケが発生する原因は、湿度が高いことや木が近くにあることが考えられます。
風通しを良くしたり、カビを防止する塗料を塗ったりすることでコケ対策をしましょう。
また、自分で外壁のコケを落としたいときは、コケ洗浄スプレーを使うのがおすすめです。
ただし、手の届かない高所のコケ掃除は、業者に依頼しましょう。