-
外壁についた鳥のフンの掃除で見逃せないポイント!美観と健康を守りましょう!
住宅を所有することは多くの方にとって夢ですが、同時に維持管理の責任も伴います。
特に、家の外観は誰もが見るものであり、そこに鳥のフンが付着してしまうと見た目はもちろん、健康上のリスクも懸念されます。
この記事では、外壁に付着した鳥のフンがなぜ危険なのか、そしてその清掃方法について解説します。
□外壁に付着する鳥のフンの危険性について
鳥のフンが外壁に付着すると、どんな悪影響が及ぼされるのか、以下で見ていきましょう。
*美観を損なう
外壁に付着した鳥のフンは、家全体の印象を損ねます。
外壁の色によっては、フンが特に目立ち、家全体が汚れて見える原因となります。
外壁は住宅の顔とも言えるため、フンによる美観の損失は避けるべきです。
*健康リスクの懸念
驚くべきことに、鳥のフンには様々な病原菌が含まれており、それが原因で人に感染症を引き起こす可能性があります。
オウム病やニューカッスル病といった感染症だけでなく、アレルギー反応を引き起こすこともあります。
特に、乾燥したフンは風に舞いやすく、肌や呼吸器に付着する危険もあります。
*外壁の劣化
鳥のフンは外壁の材料にとっても有害です。
フンに含まれる酸性成分が金属やコンクリートを侵食し、外壁の劣化を加速させることがあります。
これにより、外壁の修繕が必要になる場合もあり、長期的なメンテナンスコストの増加につながります。
□安全かつ効果的な鳥のフンの掃除方法
1:掃除前の注意点
掃除を始める前には、鳥のフンに含まれる病原菌への対策が重要です。
手袋とマスクの着用は必須で、肌や呼吸器への直接接触を避けるためです。
また、使用する洗剤にも注意し、コンクリートには塩素系や酸性の洗剤を避けましょう。
2:掃除方法
まず、フンに消毒用エタノールをかけてふやかします。
これにより、フンを簡単に取り除きながら同時に殺菌も行えます。
また、固まったフンはデッキブラシでこすり、水で流し去ります。
使用した掃除道具は、後で消毒することを忘れないようにしましょう。
3:シミ対策
シミになってしまった鳥のフンは、セスキ炭酸ソーダや重曹を使って取り除けます。
シミ部分にこれらを振りかけ、霧吹きで湿らせた後、10分放置してから水で洗い流すと効果的です。
また、頑固なシミは何度か繰り返し処理することがポイントです。
□まとめ
外壁にフンが付着すると、美観の損失、健康リスク、さらには外壁自体の劣化など、さまざまな悪影響が及びます。
一方で、適切な準備と手順を踏むことで、これらのリスクを最小限に抑えられます。
外壁を守り、美しい住宅環境を維持するために、ここで得た知識を活用しましょう。