外壁は、家を守る大切なものです。
みなさん、外壁のメンテナンスはしていますか。
面倒だと思う方も多いでしょう。

今回は、メンテナンスのかからない外壁の種類と、どうやったら外壁が長持ちするのかについて紹介します。

□メンテナンスのかからない外壁の種類を紹介！

メンテナンスのかからない外壁は、3種類あります。

＊サイディングボード

サイディングボードとは、ボードを1つ1つ貼り合わせていく外壁のことです。
職人さんの技量にできあがりが左右されず、美しい壁が実現します。

＊モルタル壁

モルタル壁は、日本で昔からよく使われている壁で、セメントと砂を水で練ったものをモルタルといいます。
耐久性や耐水性に優れており、仕上がりが良ければ、メンテナンスの必要もそこまでありません。

＊外壁タイル

外壁タイルは、耐久性や耐候性に優れています。
傷も付きにくく汚れも目立たないことから、メンテナンスが必要になることは少ないです。

□外壁を長持ちさせたい！押さえたいポイントを解説

外壁を長持ちさせるには、メンテナンスと点検は必要不可欠です。
とはいっても、面倒に感じますよね。
重要なポイントだけ押さえておきましょう。

1つ目は、掃除です。
掃除をするだけで、外壁の劣化を抑えてくれます。
外壁が汚れていると、防水性や、防汚性、防カビ性などの、塗装に備わっている機能がうまく発揮できません。
汚れがこびりついて取れなくなる前に、コツコツお掃除しておきましょう。

2つ目は、定期点検です。
点検をしてもらって、早めに劣化や不具合に気づくことで、大事にならずに済むことがあります。
壁の本来の寿命が来る前に、外壁を取り替えなければならないこともしばしばあるので、点検は定期的にしましょう。

3つ目は、シーリング補修です。
シーリングは外壁材よりも早く劣化が進みます。
シーリングが使われている外壁では、劣化場所から水分が浸透し、外壁材の木部が腐ってしまうこともあります。

5年～10年でシーリング補修をしましょう。

4つ目は、塗り替えです。
外壁を長持ちさせるには、外壁を定期的に塗り替えることは必要です。
ひび割れや色あせ、塗装のはがれなどの劣化を見つけた場合は、塗り替えを検討しましょう。

□まとめ

メンテナンスのかからない外壁には、サイディングボードやモルタル壁、外壁タイルがあります。
これらは、劣化するまで時間が長くかかるので、メンテナンスの苦労は少ないでしょう。

しかし、外壁は少しのメンテナンスで、その後の苦労が全然違います。
掃除や点検はこまめにしておきましょう。