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2023.04.30お知らせ

塗料選びでお悩みの方へ!有機塗料と無機塗料の違いを解説!

外壁の塗料を選ぶ際、有機塗料と無機塗料のどちらを選んだらいいか迷う方は多いです。
どちらの塗料を選ぶかによって、機能面に大きく差がついてしまいます。
そこで今回は、無機と有機の違いとともに、無機塗料のメリットとデメリットを解説します。
 

□無機塗料と有機塗料の違いを解説!

 
塗料には、無機塗料と有機塗料があり、ここでは2つの違いを解説します。
 
無機塗料は、セラミックやケイ素などの無機物を主として作成した塗料のことですが、最近では、有機物が含まれていても、無機物が少量含まれている場合、無機塗料とされるようになりました。
 
有機塗料は、炭素を含む化合物である有機物を主として構成されています。
現在の有機塗料は、シリコンやフッ素などの炭素を含む樹脂が主成分となっています。
これら有機塗料は、紫外線による劣化が激しく、色あせや、粉が発生するチョーキングを引き起こします。
 
それぞれデメリットも存在し、無機塗料は販売されている商品によって質が大きく変わってしまい、有機塗料は樹脂のグレードによって劣化の速度が変わります。
 

□無機塗料のメリット・デメリットを紹介

 
無機塗料は有機塗料に比べ、太陽光の紫外線から外壁を守ってくれますが、主なメリットとデメリットを紹介します。
無機塗料のメリットは主に3つあります。
 
1つ目に、耐候性が高い点です。
耐候性とは、プラスチックや塗料等が屋外で使用された際に、色やツヤを長期間維持できることです。
有機塗料も10年以上の耐候性がありますが、無機塗料は20年以上の耐候性があります。
 
2つ目に、汚れにくい点です。
無機塗料は水に馴染みやすいため、外壁についた汚れを雨水とともに洗い流せ、埃や花粉の付着も防げます。
 
3つ目に、燃えにくい性質を持つ点です。
無機塗料は有機物を主成分としないため、有機塗料よりも比較的燃えにくいです。
 
しかし、有機物が混ざっているのも無機塗料として扱われるため、全く燃えないことはありません。
 
デメリットとしても主に2つ挙げられます。
 
1つ目に、ひび割れしやすい点です。
無機塗料は他の塗料よりも硬い性質を持っているため、ひび割れを起こしやすいです。
 
2つ目に、費用が高い点です。
無機塗料の原材料は有機塗料のものよりも高いため、費用が高くなります。
これに加え、施工方法によっても費用が上乗せされる可能性があります。
 

□まとめ

 
今回は、有機塗料と無機塗料の違いと無機塗料のメリット・デメリットを紹介しました。
有機塗料と無機塗料は有機物を主成分としているか、していないかの違いであり、それぞれ特徴があります。
 
プレマテックスの塗料には、無機塗料のメリットに加え、ひび割れのしやすさをカバーしたハイブリッド塗料も存在します。
外壁の塗料選びでお悩みの方は、当社までお問い合わせください。