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2023.09.28お知らせ

瓦屋根からの雨漏りは何が原因?応急処置の方法も紹介

瓦屋根の家で雨漏りした場合は、すぐに対処して被害を広げないことが大切です。
そして、雨漏りの原因を判明し、雨漏りしないようにしましょう。

今回は、瓦屋根で雨漏りが発生する原因と応急処置の方法を解説します。

□瓦屋根で雨漏りが発生!その原因は?

瓦屋根が雨漏りする原因は6つ考えられます。

1つ目は、瓦がずれていることです。
強風で瓦がずれてしまうと、雨漏りが発生してしまいます。
経年劣化で瓦がずれることもあるので、定期的に瓦がずれていないかを確かめましょう。

2つ目は、瓦にヒビが入ることです。
瓦はとても割れやすいので、注意しましょう。
屋根の上を歩いたり、風で飛んできたものが当たったり、寒すぎたりということが原因でヒビが入ることがあります。

3つ目は、棟瓦が歪むことです。
屋根の棟が歪むことで、そこから雨が入ってしまいます。

4つ目は、漆喰が劣化することです。
瓦の隙間を埋めたり、屋根材を固定したりする目的で漆喰が詰められており、漆喰にもメンテナンスが必要です。
漆喰が劣化しひび割れてしまうことで、雨漏りしてしまうのです。

5つ目は、谷板金(たにばんきん)が劣化することです。
谷板金とは、屋根材同士をつなぐ谷の部分にある板金のことです。
谷板金に穴が開いたり、ごみが詰まったりすると、雨漏りにつながります。

6つ目は、雨樋(あまどい)が劣化していることです。
雨樋が劣化し、排水がうまくいかなくなることも雨漏りの原因です。

□雨漏りを確認したらすぐに応急処置をしましょう

応急処置の方法は3つあります。

*床が濡れるのを防止する

天井から雨漏りしている場合は、バケツを置いたり、新聞紙を敷いたりして、床がぬれないようにしましょう。
バケツの水は定期的に捨てて、こぼれないようにします。

*屋根裏で対処する

屋根裏に登れる場合は、屋根裏で雨漏りを防ぎましょう。
室内の天井や床がぬれるのを防げるため、被害を最小限に抑えられます。

雨がもれている箇所にバケツを置き、ブルーシートや新聞紙でバケツの周りも濡れないようにしてください。

*雨漏りの広がりを防ぐ

窓枠やサッシの隙間から雨漏りする場合は、カーテンを外したり、雑巾をあてたりして雨漏りが広がらないようにしましょう。
近くのカーテンも濡れないように外しておきます。

□まとめ

瓦屋根が雨漏りする原因は、瓦がずれていたり、ヒビが入っていたりすることや漆喰や谷板金、雨樋が劣化していることが考えられます。

また、雨漏りした場合は、被害が少なくなるようにバケツを使って雨水を受けましょう。