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2023.04.26お知らせ

雨漏りは腐食の原因になる?二次被害を紹介します

雨漏りはどこの誰が被害にあってもおかしくない問題です。
もし、自分の住んでいる家に雨漏りが見つかったらどんな影響があるか心配ですよね。
そこで今回は、雨漏りの腐食による二次被害と、雨漏りしているかの判断方法をご紹介します。
 

□雨漏りは腐食につながる?二次被害を紹介

 
雨漏りを放置することは、大きな被害につながってしまいます。
ここでは、主に想定される3つの被害を紹介します。
 
1つ目に、木材が腐ってしまう被害です。
木造建築が多い日本では、特に注意を払うべき事例です。
 
雨水は様々な場所から屋内に浸入しますが、特に、日光が届きにくい屋内に入り込んだ場合、気が付きにくいです。
雨水が入り込み、湿気が多い場所で木材腐朽菌という木材を腐敗させる菌が繁殖することで、腐敗が進んでしまいます。
 
木材の腐敗が進むと、天井が抜け落ちたり、家そのものが傾いたり、最悪、倒壊する可能性があります。
 
2つ目に、害虫や害獣による被害です。
シロアリ、ダニ、ネズミによる被害が挙げられますが、特に、シロアリによる被害が大きいです。
 
シロアリは湿気の多い木材を好むため、雨漏りを放置すると、シロアリの温床となってしまいます。
また、木材だけに限らず、断熱線や電線もかじってしまうため、大きな被害につながってしまうかもしれません。
 
3つ目に、シミとカビによる被害です。
室内にシミができることで、雨漏りに気付くパターンがありますが、シミができるということは、雨漏りが起こっている証拠です。
 
シミができた天井にはカビが発生している可能性が高く、カビによってアレルギーやストレスが引き起こされたり、病気になったりすることもあります。
 

□雨漏りのサインは?

 
雨漏りのサインは、雨水が落ちてくる以外にもあります。
雨漏りとは関係がなさそうな以下の劣化も、雨漏りのサインなので、ぜひ覚えておきましょう。
 
1つ目に、天井や壁、クロスに染みができることです。
雨水が浸入したり、溜まった湿気の水分が乾いたりすると、染みができてしまいます。
 
2つ目に、結露が増えることです。
特定の部屋だけ結露ができる場合や、以前と比べて結露が増えている場合も雨漏りを疑うべきでしょう。
 
3つ目に、室内がカビ臭い場合です。
雨水の浸入で木材が腐食するとカビが発生し、カビ臭くなります。
 
これらの他にも、ふすまや障子が波打ったり、床が膨れたりする場合も注意が必要です。
 

□まとめ

 
今回は雨漏りが腐食につながるかについてと、雨漏りの判断方法を紹介しました。
雨漏りを放置すると家が劣化するだけでなく、私達の体に影響が出てしまうので、この記事を参考に雨漏りをしていないかチェックしてみてください。