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木の外壁の寿命はどのくらい?メンテナンスのタイミングも紹介します!
日本人にとっては、昔から木の外壁が馴染み深く、幅広い世代に、常に人気があります。
しかし、木の外壁は石の外壁よりも寿命が短いように感じるという方も多いでしょう。
実際にどれくらいの寿命なのでしょうか。
今回は木の外壁の寿命とメンテナンスのタイミングをご紹介します。
□木の外壁の寿命は?
木材の外壁が耐えられる年数は、最低でも20年程度であると言われています。
もし、木材外壁を放置してしまうとどうなるのでしょうか。
*形状の変化
調節機能を持っている木材外壁でも、濡れと乾燥を繰り返してしまうと反り返りやひび割れが生じてしまいます。
また、木材の欠けが起こると、断熱材など住宅内部の構造がむき出しになる可能性があります。
*塗装の剥がれ
天然素材である木は、水分を含むことによって膨張してしまい、乾燥すると収縮します。
その繰り返しによって、下地となる素材が伸び縮みを繰り返してしまい、上に載っている塗膜が剥がれてしまったり、割れてしまったりするのです。
また、塗装が劣化することによって、劣化部分から雨水やカビが入り込むことで、外壁素材の劣化にもつながってしまいます。
*シロアリ
ジメジメと湿った木材は、シロアリにとっては大好物です。
外壁にひび割れがあると雨漏りが発生し、それによってシロアリが発生する可能性があります。
シロアリが住み着いてしまった外壁はボロボロになってしまい、耐久性だけでなく防水機能まで低下してしまうため、家を保護する役割が果たせない外壁になってしまいます。
□木材外壁のメンテナンスはいつ頃がいいのか
木材の劣化を防ぐためには、メンテナンスが必須です。
メンテナンスをするとなれば、理想をいうなら5年に1度、最低でも10年に1度はしなければなりません。
メンテナンスを怠ることなく、適切に行っていれば、寿命は50年以上になることもあります。
また、木材外壁は、湿度を調整してくれる機能があります。
そのため、塗装には通気性能のある塗料がおすすめです。
ウレタン系の塗料が人気ですが、もし、ウレタン系の塗料を選択するのであればメンテナンスの間隔は6年から7年が目安です。
□まとめ
今回は、木の外壁の耐用年数と放置してしまうことによって起こる症状、そしてメンテナンスの目安について解説しました。
当社では高い施工品質の追求を行っております。
外壁の劣化により再塗装を検討されている方は、是非お気軽に当社までお問い合わせください。