-
雨漏りの原因がわからないときはどうすればいいのか解説します!
雨漏りは住宅の劣化だけでなく、健康被害も引き起こす恐れがあるため、放置するのは大変危険です。
専門業者が来るまでに応急処置するには、雨漏りの原因を特定する必要があります。
しかし、雨漏りは屋根以外の場所から発生する場合もあり、原因を知らないと特定が難しいでしょう。
今回は、屋根以外の雨漏りの原因や、原因が分かった場合の対処法について解説します。
□雨漏りの原因がわからない!屋根だけではありません!
雨漏りは屋根だけでなく、外壁や窓のサッシから起こる場合もあります。
当然ではありますが、雨が入り込む隙間があるところは、雨漏りしてもおかしくないのです。
それは屋根以外にも言えることで、劣化した外壁に生じた隙間や、サッシのコーキングの劣化による密閉性の低下が雨漏りの原因になります。
雨漏りの原因が屋根ではないと思ったら、この2つに注意しましょう。
窓から生じる雨漏りは、窓の角に生じる場合が多い傾向にあります。
角は特に劣化しやすい場所で、亀裂が生じやすくなっています。
窓が原因であると感じた場合は、角を中心に調べましょう。
雨漏りと言えば屋根を連想される方が多いのですが、屋根の雨漏りにはいくつかの原因があります。
例えば、瓦の損傷であれば数万円程度の修理費用で済む一方で、雨どいの損傷は10万円近くかかるケースもあります。
このように、ケースによって必要な処置、費用が異なるため、注意しましょう。
□雨漏りの原因が分かったらやるべきこととは?
雨漏りの原因が分かったら、まずは専門業者に連絡し、早急に対処してもらうことが大切です。
しかし、専門業者が来るまでの間雨漏りを放置してしまうと、その間にも雨漏りは進行してしまいます。
専門業者が来るまでにご家庭でもできることがあるので、応急処置を施して雨漏りの進行を遅らせましょう。
1つ目は、水滴が落ちる場所にバケツを置く方法です。
水滴が落ちると後で掃除する必要があるので、バケツを置いて防ぎましょう。
水滴の音が気になる方は、中にタオルや雑巾を用意しましょう。
2つ目は、防水テープです。
雨漏りの原因がピンポイントで分かっている場合、防水テープが有効です。
該当箇所にテープを貼るだけなので、緊急時のために持っておいても良いでしょう。
□まとめ
今回は、雨漏りの屋根以外の原因や、雨漏りの原因が分かった場合の対処法について解説しました。
築年数が10年以上たっている住宅では、外壁から雨漏りが発生するケースがあります。
いつ起きてもおかしくないことと捉えて、緊急時の対策を用意しておきましょう。