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2023.05.22お知らせ

ベランダで雨漏りが起きたらどうする?対処方法を紹介!

家の中で雨漏りが起こると家具や床が濡れてとても大変。
雨漏りの発生に気づいたらすぐに修繕する人が多いと思います。
 
では、ベランダの雨漏りはどうしていますか。
「家の中に被害があるわけではないのでしばらくはそのままでいいかな」
そう考えている方も多いのではないでしょうか。
 
ベランダの雨漏りは目に見えないところで被害をもたらしていることがあります。
今回はベランダの雨漏り対策を紹介します。
 

□ベランダの雨漏りは放置しないでください!

 
ベランダの雨漏りも放っておくと、後々大変なことになる場合があります。
ベランダの形状によって起こるトラブルは異なってくるので、形状別で生じる問題について紹介します。
 

*外壁よりベランダが外側にある場合

 
この場合では、ベランダは外から見ると独立したように見えるため、ベランダでの雨漏りは室内にはあまり影響を及ぼさないのではと考える方もいらっしゃいます。
たしかに室内に水が浸入してくるという点では、可能性は低いかもしれません。
 
しかし、室内に影響がなくとも軒天に雨染みができることで住宅の構造自体に傷みが生じ、大きな改修工事が必要な事態になりかねません。
 
また、外壁の外側にベランダがあるということは、それだけ雨風にさらされやすいということです。
雨漏りが発生しやすい状況にあるということなので、定期的に軒天の状況確認を行い、汚れではないシミが見つかったときには早めに雨漏り調査を行うようにしましょう。
 

*ベランダが張り出していない場合

 
ベランダが外壁の内側にある場合には、室内に雨漏りが発生してしまうこともあるため、より注意が必要です。
 
日ごろからの対策としては、暴風雨の予報があるときには排水溝の清掃をしておくのが良いでしょう。
防水層に問題がなかったとしても、排水溝にごみがたまっていると排水がうまくいかずにサッシから雨水が入り込んでしまうこともあります。
日ごろからの清掃はとても有効な対策です。
 

□ベランダで雨漏りを見つけたときの応急処置を紹介

 
ベランダで雨漏りが発生していることを発見した場合、早急に業者に修繕を依頼する必要があります。
もし、どうしてもすぐに時間が取れない場合は応急処置することで被害の規模をおさえられます。
 
まず、室内に雨漏りが起こっている場合はバケツで雨水を受けるようにしましょう。
天井から落ちてくる水をそのままにしておくと、床や家具にまで被害が及ぶことが考えられます。
根本的な解決にはなりませんが、被害を広げないために最低限行っておきましょう。
 
次に、天井をブルーシートで覆います。
ベランダのどの部分で雨漏りが起こっているのかわからない場合は全体を覆っておくと良いでしょう。
ブルーシートで覆ったら、重しをおいて風で飛ばされないように工夫しましょう。
 
最後に、ベランダの排水溝つまりを直しましょう。
排水溝にたまったごみを取り除き、ラバーカップやブラシなどを使って水がしっかり流れるようにしておきましょう。
 

□まとめ

 
この記事では、ベランダの雨漏り対策を紹介しました。
今までベランダの雨漏りを軽く考えていた方も、補修の重要性を理解していただけたのではないでしょうか。
ここで紹介した応急処置については一時的な対処法ですので、必ず専門会社への修理を依頼するようにしましょう。