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2023.05.18お知らせ

外壁のひび割れはなぜ入る?補修方法について紹介!

外壁にひび割れを見つけたとき、どうしていますか。
「ちょっとくらいのひび割れなら大丈夫なのかな」
「ひび割れを直すにはどうしたらいいのかな」
 
このような疑問の声はよく聞かれます。
この記事ではそのような疑問を解消する、外壁の修繕方法について紹介します。
 

□外壁にひび割れが入るのはなぜ?その原因を解説!

 
外壁のひび割れは「クラック」と呼ばれています。
この「クラック」を5つの種類別に見ていきましょう。
 
1つ目は、ヘアクラックです。
髪の毛くらいの0.3ミリメートル以下のひび割れのことを言います。
この原因は経年劣化にあることが多いです。
塗膜の下にある壁材が気温の変化による膨張と収縮の動きに耐えられなくなってひび割れが起こります。
 
そのほかの原因としては、外壁塗装時の施工不良の可能性もあります。
下塗りの乾燥が不十分なまま上塗りをしていたり、不適切な塗料の重ね方をしたりという人為的なミスによるものです。
 
2つ目は、乾燥クラックです。
クラックの幅が狭いことが特徴で、壁材が乾燥したときに水分が蒸発して起こる収縮運動が原因です。
モルタルに発生しやすいですが、完全に乾燥した後はクラックの厚みが広がる心配はありません。
 
3つ目は、構造クラックです。
ひび割れの幅が広く、深さもあることが特徴です。
建物の構造的な欠陥や地盤沈下が原因であるため、早急な対処が必要になります。
 
4つ目は縁切れによるものです。
塗装作業の中断や一部分の塗り直しが原因です。
中断の前後で乾燥の進み具合に差が生じるためひび割れが発生します。
 
5つ目はシーリング材のひび割れです。
壁材をつなぎ合わせる役割を持つシーリング材が劣化したときにもひび割れが起こります。
最初にコーキング材を充填する際に量が少なすぎることが原因であると考えられます。
 

□ひび割れは補修しましょう!対応方法を紹介

 
ひび割れの程度ごとに必要な補修は異なります。
 

*小さなひび割れ

 
急いで修繕する必要はありません。
構造的にはすぐに問題が生じるということはありませんが、見た目が気になる方はひびを目立たなくさせる補修をおすすめします。
 

*大きな揺れによるひび割れ

 
地震や台風による大きな揺れでひび割れが生じるケースがあります。
深く、幅のあるひびが生じた場合は下地用パテを使って、ひびを埋めるのが良いでしょう。
 

*構造クラック

 
上記でも書いた通り、構造や地盤に問題があって生じるひび割れはすぐに対処が必要です。
深さが0.4ミリメートル以上あったり、同じ場所に複数のひび割れがあったりする場合は要注意です。
自分で対処することはできないため、必ず専門家に相談し、点検を行うようにしましょう。
 

□まとめ

 
壁のひび割れが発生したときの原因と補修方法をお伝えしました。
場合によってはすぐに対処が必要な場合もあります。
この記事を参考にご自宅の状態を調べてみてください。
 
当社では、無料で建物診断から見積もりまで行っています。
早急な補修が必要な場合や、外壁塗装に関して心配事がある場合は当社まで気軽にご相談ください。