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地震の多い日本では、どの家も外壁のひび割れが発生する可能性があり、他人事にはできません。

外壁のひび割れを放置すると、どのようなリスクがあるのかわからない上に、どのように補修すればよいかわからないですよね。

そこで今回は、ひび割れが引き起こすリスクとともに、補修方法を紹介します。

□外壁にひび割れを発見！放置は危険です

外壁のひび割れを放置すると、大きな被害に繋がります。

ここでは、具体的なリスクを4つ紹介します。

1つ目に、雨漏りです。

ひび割れが小さいうちや、初期段階では影響がない場合が多いですが、時間の経過によって、ひび割れが起こった箇所に雨水が入り込むことで雨漏りが発生します。

2つ目に、躯体(くたい)の劣化・建物の耐久性の低下です。

ひび割れを放置すると、サイディングやモルタルの下部(木材部分)が腐食してしまいます。

シロアリは湿度の高い腐食した木を好むため、発生する原因に繋がります。

その結果、シロアリによって建物の骨組みである躯体が劣化し、建物の耐久性が低下します。

3つ目に、人体に及ぼす悪影響です。

ひび割れから雨水が入り込んでしまうと、カビが発生しやすくなり人体に悪影響を与えます。

4つ目に、美観の低下です。

ひび割れによる機能面への影響がない場合であっても、ひび割れが目立つ場所にあったり、ひび割れそのものが大きかったりする場合、美観を損なうという、外観面へのリスクが発生します。

もし、ひび割れが起こってしまった場合、被害状況によって、3種類の方法で補修できます。

1つ目は、外壁塗装です。

主に、ひび割れが0.3ミリメートル以下の場合に使われる工法であり、弾性塗料によってひび割れを埋めるように塗装します。

外壁塗装は全面塗り替えや一部塗り替えなど、状況によって変えるため、面積次第で価格は変わります。

2つ目は、シール充填です。

シール充填は、軽度のクラックの場合に行われる、シーリングを埋めることで補修する方法です。

3つ目は、カット工法です。

0.3ミリメートル以上のひび割れに使われる工法であり、亀裂部分やその周辺を事前にカットすることで、樹脂を充填しやすくします。

今回は、ひび割れが引き起こすリスクとひび割れの補修方法を紹介しました。

外壁のひび割れを放置すると、家そのものへの影響に加え、人体にも影響を及ぼします。

ひび割れに対して適切な補修をして、家を長持ちさせることをおすすめします。

何か不明な点がある場合、当社までお気軽にご相談ください。